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【書評】金持ち父さん貧乏父さん 改訂版 – ロバート・T・キヨサキ –

誰もが知っている世界的ベストセラーの改訂版です。

初版が日本で発売されてから数年後、私はまだまだペーペーの社会人でしたがこの本を手に取り気持ちが高揚したのを今でも覚えています。と同時にお金に対して初めて興味を持ちました。

私の実家はお世辞にも裕福とは言えない暮らしで、学校でも当然のことながら「お金の勉強」なんてしたことがありませんでした。

お金は働いて稼ぐもの、お金を稼ぐには良い大学を出て、安定した大企業に勤めるか公務員にならなければならない。ということに何の疑いも持っていませんでした。

 

私は別にこの考えが悪いとは思ってなくて、親世代はそれを当然のこととして暮らしてきたわけだし、親もそうやって育てられてきたんだから当然だよね。て感じです。

そんな私の「あたりまえ」に変化をもたらしたのがこの本なんです。

 

あれから十数年経ったいま、ふとamazonをみているとこの本が目についたので、懐かしなぁ~と思いポチッと。

 

いまの自分にはどれだけの資産があり、またどれくらいのマネーインテリジェンスが身についたのか?

お金に対する考え方をもう一度、復習してみよう。そしたらあることに気付くはずです。

さぁ、手に取ってみよう!!【書籍のご紹介】

本書は幼い著者が「お金持ちになりたい」という思いから、二人の父親にお金持ちになる方法を聞くろころからはじまる。

二人の父親とは

・貧乏父さん
著者の親で高い教育を受け、知的な人。仕事はうまくいっていて収入も多かったが、死ぬまでお金に苦労した。

・金持ち父さん
友人の父親でハイスクールすら卒業していない。ハワイで最も裕福な人間の一人になった。

のことである。

 

幸運だったのは、二人の父親がいて、そのどちらも大好きだったから、二人がまったく違ったことを言ってきたら一生懸命に考え、自分自身で最終的な決定をくだすしかなかった。

でも、そのおかげで、一つの考えを単純に受け入れたり否定したりするよりも、自分で選択することの方がずっと価値があることがわかった。

 

お金に関する考え方は全くの正反対で、一方は「それを買うためのお金はない」と言うが、もう一方は「どうやったらそれを買うためのお金を作りだせるだろうか?」。

「一生懸命勉強しろ、そうすればいい会社に入れるから」、「一生懸命勉強しろ、そうすればいい会社を買うことができるから」といった具合である。

著者は二人の父親の話を聞きつつも、金持ち父さんの教えに従い行動を起こしていく。

 

本書はお金持ちになるための具体的な「解答」ではなく「指針」としてとらえるべきである。

 

本書を読んでいるうちに気付くのだが、こういったお金に関する書籍は根本的なところは同じようなことを言っている。

時代に合わせて言葉や表現、事例を変えているにすぎないと。

つまり、本書が日本で出版された2000年から言っていることは何も変わらない。

おそらくもっと前から本書のようなことを言っている人はいたと思う。

必要なのは本書のような教えを自分で理解し、いますぐ行動に移すということだ。

 


中身がわかる!?【書籍の要約ポイント】

たいていの人が自分以外の人間を変えたいと思う。でも、よく覚えておくんだ。ほかのだれを変えることより、自分自身を変えることのほうがずっと簡単なんだ。

 

中流以下の人間はお金のために働く
金持ちは自分のためにお金を働かせる

 

お金持ちは資産を手に入れる。
中流以下の人たちは負債を手に入れ、資産だと思いこむ

 

資産は自分のポケットにお金を入れてくれる
負債は自分のポケットからお金をとっていく

 

多くの人は自分の内に潜む知恵、自分の中にある天賦の才能を信じることなく、みんなと同じ方法を選ぶ。

つまり、ほかのみんながそうしているから・・・という理由で行動するのだ。こういう人は疑問を持つこともなく、ただみんなと同じようにする。

 

本当の資産とは何か?

  1. 自分がその場にいなくても収入を生み出すビジネス
  2. 債権
  3. 収入を生む不動産
  4. 手形、借用証書
  5. 音楽、書籍などの著作権、特許権
  6. その他、価値のあるもの、収入を生み出すもの、市場価値のある物品など

 

ファイナンシャル・インテリジェンスを身につける

  1. 会計力:お金に関する読み書き能力。数字を読む力。
  2. 投資力:お金がお金を作り出す科学。
  3. 市場の理解力:市場が需要と供給の科学であることを理解する。
  4. 法律力:会計や会社に関する法律、国や自治体の法律に精通していること。

 

ファイナンシャル・インテリジェンスはむずかしいことでもなんでもない。より多くの選択肢を持つこと、それがファイナンシャル・インテリジェンスだ。

 

学ぶために働く。「いくら稼げるか」ではなく「何を学べるか」で仕事を探しなさい。

 

専門的な技術の中でもっとも大事なのはセールスとマーケティング、つまり売る能力だ。

人生で成功するのに必要不可欠なのは、書く、話す、交渉するといったコミュニケーション能力だと言ってもいい。

 

五つの障害を乗り越える

  1. 恐怖心
  2. 臆病風
  3. 怠け心
  4. 悪い習慣
  5. 傲慢さ

 

スタートを切るための十のステップ

  1. 強い目的意識を持つ -精神の力
  2. 毎日自分で道を選ぶ -選択する力
  3. 友人を慎重に選ぶ -協力の力
  4. 新しいやり方を次々と仕入れる -速習の力
  5. 自分に対する支払をまずすませる -自制の力
  6. ブローカーにたっぷり払う -忠告の力
  7. 元手はかならず取り戻す -ただでなにかを手に入れる力
  8. ぜいたく品は資産に買わせる -焦点を絞ることの力
  9. ヒーローを持つ -神話の力
  10. 「教えよ、さらば与えられん」 -与えることの力

 

こんな方におすすめ

・お金持ちになりたい人

 

書籍情報

書籍名 改訂版 金持ち父さん貧乏父さん
著者名 ロバート・T・キヨサキ
出版社 筑摩書房
出版日 2013/11/8(初版 2000/11/9)
おすすめ度
目次 教えの書 金持ち父さんの六つの教え
第一の教え 金持ちはお金のためには働かない
第二の教え お金の流れの読み方を学ぶ
第三の教え 自分のビジネスを持つ
第四の教え 会社を作って節税する
第五の教え 金持ちはお金を作り出す
第六の教え お金のためでなく学ぶために働く
実践の書
実践その一 まず五つの障害を乗り越えよう
実践その二 スタートを切るための十のステップ
実践その三 具体的な行動を始めるためのヒント
おわりに 経済的自由を手に入れるには
いますぐ行動しよう!