塗装

 

ニオイが気になる?艦船模型の塗装はこれだけでOK!!

プラモデルの塗装で悩むのが塗料のあの鼻につく嫌なシンナー臭。

家族がいると「シンナー臭いからプラモデルは止めて!」なんて言われたり、肩身が狭い思いをしているモデラーさんも多いと思います。

これは塗料に含まれる有機溶剤が空気に触れ、空気中に揮発するためにあの嫌なニオイが発生してるんですね。当然、長い間その空気を吸っていると、健康を害してしまいます。

特にMr.カラーなどのラッカー塗料は非常にニオイがきついため、十分に換気をしないとめまいや頭痛、吐き気を催します。

そのため、ラッカー塗料を使用しているモデラーさんは、換気設備を充実させたり、防毒マスクを使用したりと、かなり大がかりな対策をされています。

プロモデラーさんや作業スペースに余裕がある方なら分からなくもないですが、そんなスペースもなけりゃ、ましてやプラモデルをこれから始めようとしている初心者からしたら「防毒マスクっっ??」て感じになりますww

そこで今回はプラモデル初心者の方におすすめする塗料を紹介します。

艦船模型(主に1/700スケール)を対象にしていますが、他のプラモデルでも参考にはなると思います。

 

結論!シンナーのニオイ対策はこれ!!

、、、結論から言うと

 

水性アクリル塗料を使え!!

 

です。

詳しくはメリデメで紹介しますが、水性アクリル塗料はニオイも少なく換気をしていれば防毒マスクなんて無くても、安心して使える塗料です。

また、水性塗料のため水で希釈したり、道具の洗浄が出来たりします。

水を入れたコップを1つ用意しておけば、場所を選ばずどこでも手軽に使える塗料なんですね。

(一部の)海外では、プラモデルの塗料は有機溶剤(シンナー)を含まない水性塗料が主流の国もあるくらいです。

 

水性アクリル塗料のメリット・デメリット

まずは水性アクリル塗料の特徴やメリット・デメリットをみていきましょう。

水性アクリル塗料とは

水性アクリル塗料とはその名の通り水溶性(アルコールなど)のアクリル塗料なんですが、前述した通り塗料を水で希釈したり、筆など使用した道具は乾燥前なら水で洗えたり、と手軽に扱える塗料です。

シンナー臭や毒性が少なく安全で、手軽に扱える塗料ということで初心者にオススメの塗料です。

 

水性アクリル塗料のメリット

まずはメリットから

ニオイが少ない

ラッカー塗料やエナメル塗料に比べて、圧倒的にニオイが少ないです。

ニオイが拡散しやすいエアブラシを使用しても気になりません。

でもしっかり換気はしましょうw

水で塗料を希釈できる

もともとが水溶性の塗料なので水で薄めることができます。

艦船模型の塗装で塗料を薄めることはあまりありませんが、水洗いした筆を乾かさずにそのまま使っても影響ありません。

道具の洗浄は水洗いでもOK

塗装時に使用する塗料皿や筆、エアブラシなどは塗料が乾燥前であれば水で洗浄することができます。

ただし、塗料が乾燥してしまうと耐水性になりますので、その場合はツールクリーナーを使用することになります。

 

水性アクリル塗料のデメリット

次にデメリットです。

発色がよくない

ホワイトや木甲板色(タン)の発色が他の2種類の塗料と比べてやや劣ります。

ただし、メインで使用する軍艦色など暗い色は問題ありません。

乾燥時間が遅い

有機溶剤が少なく水分が多いため、乾燥するまでに時間がかかります。

そのため、重ね塗りしたい場合(発色の悪い塗料は重ね塗りが有効)などに効率が落ちてしまいます。

ムラが出やすい

塗料の伸びがラッカー塗料に比べて悪く、特に筆塗の場合はムラが出やすいです。

 

 

全ての人が満足する塗料なんて世の中に存在しません。人や用途によって必ずメリット・デメリットがあるんですよね。

 

しかし、ここでメリットに挙げた内容が、これから艦船模型を始めようとあれこれ調べているしている方や初心者のモデラーの方にとっては最重要ポイントになります。

 

ラッカー塗料のように手間がかかる塗料だと、

プラモデルを始める前に「なんだか難しそうだから、プラモデルはやめとこう・・・」とか

使ってみたら「思った以上にニオイがきつく、家族から苦情が・・・」とか

ということになってしまい、プラモデルを始めようと思った時の、あのドキドキ・ワクワク感がなくなってしまいます。

そんな不幸なことにならないためにも水性アクリル塗料はオススメなのです。

 

でもやっぱりデメリットが気になります!って方

艦船模型に関して言えばデメリットにはならないのでご安心ください!!

 

艦船模型ではデメリットにはならない!?

水性アクリル塗料のデメリットは先にあげた通りなんですが、艦船模型、特に1/700スケールに関してはデメリットにならないんです。

これは自分が実際に塗装してみての経験からなんですが、理由を説明していきます

発色がよくない

ホワイトやイエローなど明るい色は隠蔽力が低く発色がよくありません。下地の色が若干透けるんですよね。
※そこまで隠蔽力が低いわけではありませんので、誤解しないように。あくまで「あまり良くない」です。

これだけ聞くと「ダメじゃん!!」て感じですが、艦船模型をイメージしてみてください。

ホワイトやイエローの箇所ってありますか??

 

そうです。

艦船模型の色はほとんど軍艦色なんですよ。

なのでそもそも気にする必要がないんですね。

 

ホワイトで塗装する部分は主砲・副砲の防水布や艦載艇の一部で、全体の1%に満たないくらいです。

下地が透けないように重ね塗りしてしまえば問題解決です。

 

問題なのは「戦艦」模型の木甲板に使うライトブラウン(タン色)になります。

ライトブラウンもホワイト程ではありませんが隠蔽力が低く、さらに塗装する面積も大きいので気にしないわけにはいきません。

解決法としては単純に厚塗りにならないように重ね塗りするエアブラシを使うしかないのですが、これは本人の力量や経験になってしまうのであまりうまくありません。

 

で、どうするかというと塗装するのではなく木甲板シールを使用するです。

筆塗にしろエアブラシ塗装するにしろ木甲板の塗装はマスキング処理が必要です。

説明すると長くなるので詳細は書きませんが、このマスキング処理が非常に大変です。
私は大変すぎて途中で投げ出してしまいました・・・

悪いことはいいません。木甲板の塗装はやめて木甲板シールを使いましょう。

 

乾燥時間が遅い

ラッカー塗料と比べると塗料の乾燥時間が長いです。1~2時間の作業中に乾燥することはまずありません。

完璧に乾燥させるには最低でも丸1日はかかります(気温や湿度によってちがいますが)。

しかし、艦船模型に置いては塗料が乾いてからさらに上塗りするようなことは殆どありませんので、このデメリットも気にする必要はありません。

 

マスキング処理をして塗装する場合などありますが、塗装してマスキングするのを同じ日に処理することはありませんし、そのように計画すればいいだけの話です。

 

ムラが出やすい

これは水性アクリル塗料にかぎった話ではありません。ラッカー塗料やエナメル塗料でもムラがでます。

筆塗をする場合はスキルを磨くしかないですね。あとはエアブラシを使うかです。ちなみにエアブラシでもムラは発生します。

これでは何の解決にもなっていないように思われますが、そもそもどんなに丁寧に塗装してもムラは発生します。どこまでムラを抑えれるかが経験とスキルなんです。

 

結論を言ってしまえばムラなんて気にするなですねww

 

「ふざけるなっ!!」って声が聞こえてきますが、本当に気にする必要なんてないんですよ。というか、ムラが気にならないです。

何を言っているのかというと、1/700スケールの艦船模型は本体がそもそも小さいうえにごちゃごちゃしているので、たとえムラがあったとしても全く気になりません。

塗装する面積の広い船の側面部も上からウェザリングや汚し塗装をしてしまえば気にならなくなります。

それでも気になる神経質な人はエアブラシを使ってくださいwww

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

 

艦船模型の塗装には水性アクリル塗料で十分だ!!

 

ということを紹介してきました。

 

でも本当に言いたかったことは、プラモデルってもっと手軽に楽しめるんだよ!!ということです。

 

プラモデルを始めると、必要な道具ってなんだろう?組み立てるとどんな作品(作例)ができるんだろう?

などあれこれ調べているとワクワク・ドキドキしますよね?

だけど、いざ塗装となると「なんだか大変そう~」ってなってしまうんです。そうなると「やっぱ、プラモデルやめとこ。」なんてことに気持ちが傾いたりします。

だから水性アクリル塗料は本当に手軽に塗装ができますよーってことが伝えたかったです。

 

初心者のみなさん!まずは水性アクリル塗料を使ってみませんか?

 

 

いじょう

 

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